「売り坊」のくせに・・・俺はこの売り相場をものにできなかったぜ。マジで情けないというか、いろいろ毎日屁理屈はこねるくせに肝心のポジションに腰が据わってないのよ。年初来のこの状況を、過ぎたから言えるのかもしれんけど、どう説明する?みたいなことなんだろうしな。それができてないで、屁理屈こねる資格なしってところで大いに反省してる次第。
じゃぁ、これから株式市場はどうなる?みたいな、そういう分岐点だけど・・・。まず米国市場に関しては、今週のFOMCは大きな転機になると思う。ゼロ金利で此処まで来た経済成長だろ。いまだって歴史的にみたら低金利だろうけど、ほとんどゼロ金利と雲泥の差がある。過去では利上げ局面になって5%、6%になると株式市場は急落してきたわけだが、さすがにそうなると企業利益率が追いつかなくなるから。ところが、その当時と途方もない差があることを、株式市場は忘れてるよ。
それは、単純に市場に供給されてる資金量で、膨大なそれらの大半は債券投資されているという事実。そもそも、ローリスク・ローリターンのはずの債券投資が、まるで株式投資並みのハイリターンを望むようになってるという事実よ。これが、利上げによって急落するような事態というのは、本来容易に想像がつく。つくけれど、イケイケの雰囲気の中ではそのことに目を瞑る。そうして過ごしてきたこの2年間であったと思うし、特にトランプ相場になってからは、エスカレートした。
けれども、そういう見方は一つの見方であって、実際にそうなるかは予測できないと。予測なんかできやしないと思うけど、けど、投資家のマインドには、必ずこのことが芽生えてるのよ。足掛け10年間も上昇相場は続いた。けれど、永遠に続く上昇相場はない。それだけは真理だと思うわけで、10年というのは「そろそろ」と感じさせるのに十分すぎる時間だろ?
いま、日米ともに企業業績が良好だから、下げ渋ってる。けれども、もうこの辺り、と投資家が思えば、売る。この後上がっても今までのようには上がらないと思えば売る。FRBが気上げを継続してゆくと年間を通じて債券価格が下落するので、株価に悪影響が出る前に売り抜ける。もしも、懸命な大口投資家ならば、必ずそうする。いま、まさにそういうポイントにきてるような気がする。
たとえば、日本市場を時系列で観てみると、株価が暴落する半年前には、必ずその兆候を現すような急落があるのよ。今回もその通りになった。2月のあの急落というのは、どう考えても株価暴落のサインにしか見えんのよ。
経済は順調だから、企業業績は良好だから、ということが言われてるけれど、経済も企業業績も下降することだってある。リーマンショックの時にはサブプライム問題が勃発して銀行間金利が急騰し、資金手当てがタイトになってから約1年かかった。半年後には準大手証券が破綻し、ウエルズファーゴ等の政府系住宅金融機関が実質破たんした。それもなお、株式相場は半年間持ちこたえたのよ。それは、企業業績がどうなっているのかを見極めたかったから。サブプライムに関係しない企業の業績は悪化しないんじゃないか?と考えたわけだ。ところが、今の資本主義は金融がダメなら全部ダメになる。事実全部ダメになった。
とすれば、今の8306三菱UFJの株価下落は何なんだ?8750第一生命の売られに売られてる株価は何なんだ?両社とも米国運用比率の高い企業と見られてる。そして8316三井住友の業績は期待通りだったが、8306三菱UFJは予想を裏切った。景気がいい、というなら此処まで売られる筋合いはサラサラないのよ。
もうすでに海外のロング筋は、売り決めしてる。なぜか?理由なんか一つしかないね。
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じゃぁ、これから株式市場はどうなる?みたいな、そういう分岐点だけど・・・。まず米国市場に関しては、今週のFOMCは大きな転機になると思う。ゼロ金利で此処まで来た経済成長だろ。いまだって歴史的にみたら低金利だろうけど、ほとんどゼロ金利と雲泥の差がある。過去では利上げ局面になって5%、6%になると株式市場は急落してきたわけだが、さすがにそうなると企業利益率が追いつかなくなるから。ところが、その当時と途方もない差があることを、株式市場は忘れてるよ。
それは、単純に市場に供給されてる資金量で、膨大なそれらの大半は債券投資されているという事実。そもそも、ローリスク・ローリターンのはずの債券投資が、まるで株式投資並みのハイリターンを望むようになってるという事実よ。これが、利上げによって急落するような事態というのは、本来容易に想像がつく。つくけれど、イケイケの雰囲気の中ではそのことに目を瞑る。そうして過ごしてきたこの2年間であったと思うし、特にトランプ相場になってからは、エスカレートした。
けれども、そういう見方は一つの見方であって、実際にそうなるかは予測できないと。予測なんかできやしないと思うけど、けど、投資家のマインドには、必ずこのことが芽生えてるのよ。足掛け10年間も上昇相場は続いた。けれど、永遠に続く上昇相場はない。それだけは真理だと思うわけで、10年というのは「そろそろ」と感じさせるのに十分すぎる時間だろ?
いま、日米ともに企業業績が良好だから、下げ渋ってる。けれども、もうこの辺り、と投資家が思えば、売る。この後上がっても今までのようには上がらないと思えば売る。FRBが気上げを継続してゆくと年間を通じて債券価格が下落するので、株価に悪影響が出る前に売り抜ける。もしも、懸命な大口投資家ならば、必ずそうする。いま、まさにそういうポイントにきてるような気がする。
たとえば、日本市場を時系列で観てみると、株価が暴落する半年前には、必ずその兆候を現すような急落があるのよ。今回もその通りになった。2月のあの急落というのは、どう考えても株価暴落のサインにしか見えんのよ。
経済は順調だから、企業業績は良好だから、ということが言われてるけれど、経済も企業業績も下降することだってある。リーマンショックの時にはサブプライム問題が勃発して銀行間金利が急騰し、資金手当てがタイトになってから約1年かかった。半年後には準大手証券が破綻し、ウエルズファーゴ等の政府系住宅金融機関が実質破たんした。それもなお、株式相場は半年間持ちこたえたのよ。それは、企業業績がどうなっているのかを見極めたかったから。サブプライムに関係しない企業の業績は悪化しないんじゃないか?と考えたわけだ。ところが、今の資本主義は金融がダメなら全部ダメになる。事実全部ダメになった。
とすれば、今の8306三菱UFJの株価下落は何なんだ?8750第一生命の売られに売られてる株価は何なんだ?両社とも米国運用比率の高い企業と見られてる。そして8316三井住友の業績は期待通りだったが、8306三菱UFJは予想を裏切った。景気がいい、というなら此処まで売られる筋合いはサラサラないのよ。
もうすでに海外のロング筋は、売り決めしてる。なぜか?理由なんか一つしかないね。
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