このブログは相場のストレスをダイレクトに書くという趣旨なんだが・・・最近、デカチチのことばかりで申し訳ない。だが、ある意味ではデカチチのことも気になることとして、相場の心理に影響することは間違いないんで・・・。

さて、そのデカチチだが、今は買い物に出かけてる。この隙に昨日の顛末を書いておくことにする。
まず、退職を決意しての3日目、この日も建て込んでいたらしく、午前中は大した仕事の指示もなく相変わらずショールームの掃除と接客、そして空き時間にDMの宛名書きという内容。昼食は一人で近所のコンビニのサンドイッチで済ませて午後になった。 
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(イメージですからね 笑)

2時近くになって社長の出社を確認すると、お茶を持って社長室へ。
「どうだい?仕事にはもう慣れた?」
「あっ、はい、なんとか・・・」
「それはよかった。いま、ちょっと忙しくなってて。今年は例年よりも重なってるんだよね。」
「年末年始はいつもこうなんですか?」
「今年は特別かな。いつもはもっとゆっくり出来るんだけどね」

なかなか話しが切り出せなかったらしい・・・。本来は、夕方の時間がいいと。中途半端な時間だとその後、嫌な時間を過ごしそうだから、と言ってた。しかし、引っ張っても仕方ない、ということで切り出したんだとか。
「社長、突然で申し訳ないですが・・・」
「うん?何かありました?」
「やはりこの仕事、私には向いていないみたいで・・・」
そう言って用意した辞表を差しだした。
「えっ!?何これ?まだ、入ったばかりなのに?」
「御厚意で採用していただいたことには感謝してます。でも・・・」
「なんですか、そういうの、聞いたことないなぁ・・・。まだ3日目でしょ!」
「はぁ・・・申し訳ないのですが・・・」
「そんなの、冗談じゃないですよ。こっちもいろいろと骨を折ってるわけだし」
「・・・・」
「気に入らないことがあったら言ってください!」
「・・・・」

社長は最初は穏やかだったが、すぐに怒りだしてしまって、10分くらいいろいろ嫌みの連発だったんだそうな。まぁ、良くある中小企業の退職のシーンってところ。だが、最後の最後で、こんな捨て台詞を吐かれたらしい。

「○○さん、独身でしょ?そんな辛抱できない性格なんじゃ、一生無理だね!」

その上・・・

「少々からだがいいからって(グラマーだからって)、調子に乗ってると痛い目に会うよ!世間を舐めないほうがいいよ!」

これには流石にデカチチもブチキレ寸前だったらしい。帰ってきてこの話で勝手にブチキレてたからなぁ・・・(苦笑)
でも、この台詞は経営者としては極めて危険だよ。こんなの録音でもされてた日にゃ、アウトだからな。弁護士通して内容証明1通でチョンチョンだ。まぁ、一般の経営者ってのは、そこまで考えないんで墓穴掘ることがままあるけどな。実際、こうした拗れそうな話しの場合、レコーダーは必帯だぜ。
昨夜そんな話もしてあったんだが、デカチチは忘れてたけど(笑)

でも、何とか社長の怒りを買いながらも、退職届は受理されたらしい。どうせ、このレベルの会社なら入社の手続きも出来てなかったろうから、その辺はどうでもいいんだけど。めでたく辞められたということで、また酒盛りしちまった。

一般にはまだ、それほど言われてないが、元経営者として一言書いておくけどな。労働者としての権利っていう以前に、世の中には契約事がウジャウジャあるんだよ。なんでもそうだが、契約や約束というのは、口頭でも有効なんだよな。だから言質を取ることが基本になる。それと、パワハラやセクハラ等は言質を取ったらまず勝てる。逆を言えば、言質を取られたら終わりってことだよ。なので、それには十分に注意しないといけないし・・・・そのうち、そういうことをわざと仕掛けるなんてのも、出てくるだろうしな。

いまの日本社会は・・・米国の物真似社会なんで。事の善し悪しや社会・文化・通念とのすり合わせもろくにできないで、騒ぐ。セクハラ言われたら、それこそキリないしな。実際日本よりも米国のほうがはるかに酷いんで仕方なくそういう傾向になったわけだが・・・。
一度そういうレッテルを貼られてしまうと、ましてネットに書かれたりすれば、嫌な思いをするわけで・・・。その辺の規制や対策もまったくの無策社会だからな。

気をつけたほうがいいね。

というわけで、デカチチは新年早々3日で会社を辞めました。(おっ!?御帰宅みたいだ! 笑)

 


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