うもいかん・・・とにかくガタガタし過ぎてて相場に集中出来ない。もう少し個別銘柄を調べなきゃいけないのに、落ち着かないからその気になれないし、また時間もまとまって確保出来ないし。
昨日は昨日でまたひと騒動。伯母がトイレで転んでしまったよ。

関節炎を患って左膝が動かなくなり、チタンの金具を入れて補強手術を受けてるものの、とにかくなかなか軟骨が生成されないから満足に歩行できない。なので1日の大半を座って過ごしている。けれど、一人暮らしをしていればどうしても必要最小限の歩行が必要になるしな。もちろん、トイレもその一つに違いない。

夜中に4,5回、トイレに起きるそうな。それは伯母にとっては苦痛以外の何物でもないだろう。それで日曜の朝方3時過ぎになんとかトイレまで行って、向きを変えようとしたところで足がもつれてコケた。コケて、したたかに顔を床に打ちつけ、動けなくなったそうな・・・。
身体に障害のある独居老人は、これがあるから怖い。人間ってのは結構な拍子にコケるもんだけど、転ぶとは思ってないから健康な成人でさえ大怪我をしたりするよ。

日曜の昼頃、養子(T君)が来たかどうか確認の電話を入れてみると、伯母の声が弱々しく元気がない。「何かあったの?」と聞くと、ちょっと、と御茶を濁すような口調。「T君は来たかい?」「こない・・・」それでもいつも比較的元気な声で話す伯母の弱々しさが気になって、デカチチを誘って好物の桃を持参してみると・・・・

なんと、伯母の額におおきな瘤ができ、目の周りがアオアザでパンダのようになってる!?「どうしたん?」と聞くと「トイレで転んだ」と。それにしても何とも痛々しい姿。「病院へ行こう」というと、「明日頼んだ」と。行きつけの病院がどうしてもいいらしい・・・。
一部始終を話してくれたけど、問題は顔ではなくて同時にしたたかに打ちつけた左足の踵(かかと)であることがはっきりした。膝が悪くてほとんど動かないのに、激痛で床に触れることが出来ないらしいし、座っていても踵(かかと)を保護するような体制しか取れないと。
「明日お医者へ行ってきてから、先生によく相談して、施設に入るかどうか決めようと思って」
「そうだね」
「でももう少しで新盆なんで、それだけはやりたいからね」
「無理しなくたって、伯父さんも許してくれるよ」
「そうだけどねぇ。私はね、施設、嫌なんだよ。でも一人じゃみんなに迷惑かけちゃうしね」

と言うわけで、身の回りの世話をして夕食の準備もして、午後3時前に伯母の家をでた。帰りの車の中で、デカチチさんから電話がかかってきて、「おねえちゃん、いろいろ迷惑かけちゃったけど、別れることに決まったから」と。夜を徹して夫婦で話し合って、決めたとのこと。二人の子供は妹さんの方へ。当面はそのまま、住宅ローンの残る家に住んで来春(長男が高校受験が終わったら)には、処分して、アパートでも借りて新生活をすると。親元へは戻らずに頑張ってみると。

今回は、お互いに瑕疵があるわけだから、協議すると言っても家裁とかに持ち込まず、当事者同士の話し合いを優先すべき。親御(俺の義父母)は、娘も間違いをしでかしたわけだから、同居して監視下に入れたいらしいが、そのあたりは妹さんも意地を張っている。だが、中学生2人を抱えて女手一つで育てていくのは、今の世の中半端なく厳しいよ。これから大学を出すとしても高校ー大学で2000万位かかるだろうし。夫婦の財産は折半するということだが、全額賄うのは無理だろう。こういう場合、経済的な負担はとても女親には賄えないし、養育費も多くは望めないしな。いずれにしても厳しい前途が待ってるってことだろうな。

「でも、よく冷静にそこまで話し合えたね」
「師匠が ○也さんと話してくれたお陰」
「君も妹さんとよく話したじゃないか」
「私も師匠もバツ1だから・・・先輩?」
「そうかもしれんけど、でも、辛いよな。こういうの」
「私、師匠と出会わなかったら・・・家なんかどうなってたか・・・」
「俺も、君と出会わなかったらどうなってたか・・・」
「家もだけど、伯母さんも心配。T君も来ないみたいだし・・・」
「なんか溜息でるな」
「 でも、私は師匠のお父さんのことが一番気になりますよ」
「オヤジはさ、大丈夫。でも、寂しいみたいだから週一くらいで一緒に夕食でもと思ってるんだけど」
「そうしましょう!お父さん、喜びますよ」
「いいか?」
「もちろん」
「それとな、妹さんだけど、二人の子供にカネかかるし、だから必要な時には俺がスポンサーになるからな。君から妹さんにさりげなく言っておいて」
「私、ギリギリまで言いません。妹も少し苦労した方がいいですよ。お金を稼ぐ人の気持ちをわかってないから」
「わかった」

人間って苦悩しながらも、こうして何とか自分の進路を決めてゆくもんだ。中にはそれが怖くて何も決められないT君のような駄目人間もいるけれど、生きてゆくってことは、自分で決めるってことの意思表示なんだよな。結婚にしても離婚にしても、老後にしても、なんでも最後は自分自身で道を選ぶんだよな。

もちろん、その選択は正しいとか、間違ってるとか、そういうことじゃない。今の世の中、馬鹿な連中が無責任に「その選択は正しい」とか「間違ってる」って言うけれど、そんなもん、あるわけがない!人生の選択に間違いなんか有り得ない。どんな結果になろうとも、そのプロセスで如何に努力したか、如何に小さな選択を積み上げるか、だけなんだよな。
事業だって商売だって、結婚だって、倒産したり、離婚したりすれば「失敗」と言うけれど、俺はそうは思わんよ。株を買って株価が上がるか下がるか、誰にもわからんわけだから、上がれば成功、下がれば失敗、という価値観しか持てない奴は、必ず損すると思うぜ。

そして「失敗したやつ」の人生は悲惨だって言うけれど、それもそうでもないさ。そこにはいままで見れなかった世界があって、分からなかった価値観があるからな。そういうものを全部経験しちまえばいいのよ。そうすれば「人の器」がでかくなるからな。

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