のところの地合いのようになってくると、はたして押し目買い突っ込み買いは正しいのか?っていう疑問がわいてくるね。
最近、特にここ3日ほど、著名アナリストや評論家は、「押し目買い」を盛んに推奨してた。けれどもそれは、「上昇トレンドが継続する」と言う絶対的な前提あればこそ、の戦術だろ?一方「落ちてくるナイフを掴むな」とも言うよな。株価が売られて下落してくると、値ごろ感から買い向かう投資家が多いわけだが、上昇トレンドでなければ、大怪我するのは当然だ。

だから、「買い」はさ、基本的には「現在の株価の位置」とか「上昇のプロセス」とかを考慮して言うべきだと思うわけだよ。この相場のように16連騰した後とか10月を僅かに2敗で抜けた後に、安易に「買い推奨」すべきじゃないと俺は思うんだが・・・。

だからさ、先週9日(木曜)のチャートを見ればわかるけど、上下に長い髭が出来ての陰線になったけど、下髭の部分は「押し目・突っ込み」に対して買い向かってるんだ。けれども、それが結果的には仇になりそうな、今日の陰線だった。
9日の出来高は東証1部で約5兆円と、どう考えても「天井のピーク(バイング・クライマックス)」だよな。そして10日(金曜)も3.5兆円と大商いが続いたし、6日(月)約3.3兆円、7日(火)3.5兆円、8日(水)3.3兆円、2日(金)3.3兆円、までの商いをブレイクした今日の大陰線は侮れんし、 日経平均¥23,382~¥22,380のこの¥1,000の値幅のなかの買い玉はすべてシコリになっちまったのよ。

それでも、今日の大引けの時点で、「押し目・突っ込みは買い」と言うわけだが、じゃその押し目・突っ込みって一体いくらなの?ってのが問題で、そこに株の難しさがあるわけで・・・安易に言えることじゃないわけよ。

株の世界、16連騰したら16連敗の可能性もあるってことだしな。

じゃ売り買いの判断ってのはどこで?と言うことになるけれど、日経平均でも個別銘柄でも、揉み合いを離れたら、買いも売りも1回じゃ済まないっていう・・・言ってみれば「慣性の法則」があるから、基本的にはそれを狙う。「売り買い3本」なんて言うけれど、狙いは2本目と3本目。そんな感じかな。

なので、俺の場合、引け成りでの売買が多くなるんだよな。売りの場合引け成りは空売り規制にかかる場合もあるけれど、まぁ大抵は大丈夫だ。それで、トレンドが確認できたら、というか自分なりに感じたら、とことん連日空売り入れてゆく。決算さえ終われば、この戦法は案外に怖くないんだよ。それよりも高い位置での買いの方がよほど恐ろしいわな。

さてさて、ようやく少しは調子出て来た感じ。昼間は極力デカチチに銘柄監視を手伝ってもらってるんで、なかなかいい感じにチャンスを逃さずに行けてる。これが俺一人だと、半分くらいしか玉を建てられないと思うぜ。今日なんか2時半過ぎから、もうメチャメチャ忙しかった。ああいうときは、デカチチと阿吽の呼吸で行くわけだよ。なので、車くらいは当然なんだよな(笑)

さて、厳しい相場になってきてるんで・・・、チャンスは大きく拡大したな。ここは一気に獲りたいところだぜ。

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